イメージが湧きにくい!?
エネルギー資源コークスについて
分かりやすく解説します!

イメージが湧きにくい!?
エネルギー資源コークスについて
分かりやすく解説します!

耐火レンガを組み合わせてつくられています。
コークス炉本体の基本構造は、炭化室、蓄熱室、燃焼室の3部分によって構成されています。いずれも珪石レンガ、粘土レンガなどの耐火レンガを組み合わせてつくられており、炉の形状により、複雑な構造をしています。
平均で約40年といわれています。
現在日本にあるコークス炉の多くは、1970年代に建設されたもので、これらは2015年頃から順次、寿命がくると予想されています。そのため、コークス炉の寿命を伸ばしたり、コークスの消費量を減らす努力が続けられている一方、コークス炉にかわる新しいコークス製造プロセスの開発なども進められています。
いろいろな設備で地球温暖化の防止に努めています。
加古川工場のコークス消火設備では、コークス炉から押し出された高温のコークスをガスで冷やして、回収した熱エネルギーを利用して、ボイラーで発電することによって、二酸化炭素の排出量をおさえ、地球温暖化の防止につとめています。このほか、原料石炭をかわかす設備で水分をへらすことによって、コークス製造に必要な熱エネルギーの減少もはかっています。
大昔の植物が地中に埋もれてできました。
石炭は数億年前、湖や沼地近くに茂っていた植物が倒れて積み重なり、長い時間をかけて地中の熱や圧力によって押し固められ、炭化して黒い石のようなものに変わったのです。この石炭が「燃える」ことを発見した人間が、いろいろなことに使うようになりました。
最近の調査によると、約170年分あると推定されています。
地中にある石炭の量を正確に知ることはむずかしいのですが、石油や天然ガスなど他のエネルギーに比べて埋まっている量は多く、その場所も世界の広い範囲にわたっています。最近の調査によると、石炭の量は世界で約9000億トン。2005年の生産量で計算すると、約170年間利用できる量になります。
オーストラリアがいちばんの輸入先です。
輸入先はオーストラリアがいちばん多く、全体の5割以上を占め、続いて中国、インドネシアとなっています。日本で1年間に使っている石炭の量は、1億8000万トンにも上ります(2005年度)。これらのほとんどが海外から輸入されたもので、日本は世界最大の石炭輸入国なのです。
日本では、発電や製鉄にいちばん多く使われています。
石炭は、日本では、身近なエネルギー源である電気を起こしたり、鉄をつくる用途で使われることがもっとも多く、その割合は全体の約80%にも上ります。このほかセメントや紙・パルプをつくるためのエネルギー源として利用されたり、さまざまな化学品の原料にもなっています。