技術 ガス精製 1

抽出された有効成分は
暮らしの中に生きている

ガス精製設備ではコークス炉ガスを安全でクリーンなガスに再生するだけでなく、ガス精製工程において抽出される有効成分を商品化。冷集設備ではコークス炉ガスを海水で冷却してタール分を取り出す。脱硫設備でガス中の硫黄分を吸収した脱硫液を硫酸製造設備で燃焼させ、触媒によりCO3ガスとして濃硫酸を製造。液安設備では高純度の液体アンモニアを回収する。軽油補集設備で吸収油に接触させて補集したナフタリン、ベンゾール分を、軽油回収設備で水蒸気分溜して回収。これらの各成分は専門企業へと渡り、消費者の手元に届く商品へと姿を変える。

タール

ガス精製工程の第一段階、冷集設備ではコークス炉ガスを冷やし、副産物のタール分を取り除きます。タールはタイヤのゴムやゴルフシャフトのカーポンなどの原料となります。

硫酸

脱硫設備で工場で使うガスをクリーンにするために除去された硫化水素は、硫酸製造設備で濃硫酸となります。この硫酸は、石膏や肥料などの原料となります。

ベンゾール

軽油捕集設備では、ガス中のベンゾール分を吸収油にて洗浄、捕集します。ベンゾールはプラスチックの原料となります。

アンモニア

液安設備では、ガス中のアンモニア分をリン酸溶液で吸収除去したのち、水蒸気蒸留によって液体アンモニアとして回収します。これは脱硝剤となって神戸発電所で利用されています。