資源を有効に活用する技術


コークスを製造する過程でガスや有効な化合物が出来てきます。

関西熱化学 加古川工場では・・・
ガス精製設備でコークス炉ガスを安全でクリーンなガスに再生するだけでなく、ガス精製工程において抽出される有効成分を商品化しています。
冷集設備ではコークス炉ガスを水で冷却してタール分を取り出します。脱硫設備ではガス中の硫黄分を吸収した脱硫液を硫酸製造設備で燃焼させ、触媒によりSO3ガスとして濃硫酸を製造しています。液安設備では高純度の液体アンモニアを回収しています。軽油捕集設備で吸収油に接触させ、軽油回収設備で水蒸気分離して粗軽油を回収しています。これらの各成分は専門企業へと渡り、消費者の手元に届く商品へと姿を変えていきます。
タール
ガス精製工程の第一段階、冷集設備ではコークス炉ガスを冷やし、副産物のタール分を取り出します。タールはタイヤやゴルフシャフトのカーボンなどの原料となります。

硫酸
脱硫段階で工場で使うガスをクリーンにするために除去された硫化水素は硫酸製造設備で濃硫酸となります。
この硫酸は、石膏や肥料などの原料となります。

粗軽油
軽油捕集段階ではガスの中の粗軽油分を吸収油にて洗浄、捕集します。
粗軽油はプラスチックの原料となります。

アンモニア
液安設備では、ガス中のアンモニア分をリン酸溶液で吸収除去したのち、水蒸気蒸留によって液体アンモニアとして回収します。
これは脱硝剤となって神戸発電所で利用されています。
私たち関西熱化学では、このコークス製造のスペシャリストとして、高度な技術と設備を駆使し、良質のコークスを製造する一方、コークス製造プロセスで生成されるガスから、アンモニアやタールなど有効な副産物を回収して資源を有効活用しています。